NHKの朝ドラ「べっぴんさん」の番組名の意味についての記事です。「べっぴん」と聞くとやはり一番に思いつくのは「美人」ですよね。しかしこれだけでは当然ドラマになりません。実は「べっぴん」には別の意味があります。それが一瞬で分かる方法を紹介します。

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朝ドラ「べっぴんさん」での「べっぴん」はどこで使われている?

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2016年10月時点ではまだ朝ドラ「べっぴんさん」は1週目が放送されたばかりです。しかしそれでもドラマの中で「べっぴん」という言葉をよく聞くんですよね。具体的にはヒロイン・すみれの父・五十八(生瀬勝久)が頻繁に使っている印象が強いです。

※さすがに「べっぴんさん」のような「さん」付けではなく、「べっぴん」ですが・・・。

しかしドラマでの「べっぴん」の使い方を聞くとあることに気が付きます。それは「べっぴん」を、つまり女性だけではなく、品物に対して使っているということです。まさか五十八がモノ一つ一つを擬人化している、というはずはありません。

つまりこのことからもドラマ「べっぴんさん」ではべっぴん=美人という意味で使われているわけではない、ということが言えますよね。

>>>もう一度、ドラマ中で「べっぴん」の使われ方を見たいあなたはこちらから<<<

朝ドラ「べっぴんさん」の意味が一瞬で分かる方法とは?これなら納得!?

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それでは、朝ドラ「べっぴんさん」の「べっぴん」の意味が一瞬でわかる方法について紹介します。それは実際に漢字で書いてみることです。普通はべっぴんを漢字で書くと「別嬪」となります。こちらの字だと美人という意味になります。

一方、「べっぴんさん」の場合は実は違う字になります。具体的には「別品」となります。その名の通り別の品と意味になります。と言っても何と別の品なのか?と気になりますよね。そこに踏み込む前にまずは辞書での「べっぴん」の意味を確認してみましょう。

【べっぴんの語源・由来】 べっぴんは、「普通の品物とは違う」「特別によい品物」の意味として使われていた語で、江戸時代の歌舞伎脚本にも「別品」の表記が見られる。 本来、「別品」は品物だけをさす言葉であったが、優れた人物も意味するようになり、女性に限らず男性にも用いられた。

つまり、簡単にいえば「普通の品物とは別の品」だったり、「特別な品」なので「別品(べっぴん)」というわけなのです。意外なのは元々は「べっぴん」という言葉は女性に対してではなく、品物だけだったということです。

今は「べっぴん」といえばほとんど女性に対する言葉で使われることが多いので、ちょっと驚きですよね。

※そもそも、「べっぴん」という言葉自体あまり耳にしなくなった、ということもあるのでしょうが・・・。

また、「べっぴん」は女性だけでなく男性にも使われるんですね。確かに容姿ではなくその他の能力が優れているという意味なら納得ですよね。ただし、実際に「べっぴん」と言われると何か変な気分になってしまうのは私だけでしょうか?

おまけ:「べっぴんさん」の語源は実はうなぎ!?

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そもそも、朝ドラ「べっぴんさん」の「べっぴん」という言葉はどこで生まれたのでしょうか?実は「べっぴん」という言葉が使われだしたのは江戸時代のことになります。

具体的には愛知県豊橋にあった織清という割烹店で「べっぴん」という言葉を使ったのが初めてです。この織清が当時江戸で流行っていたウナギ丼を自分にところで売り出そうとしたことが事の始まりです。まずはうなぎをわざわざ江戸から取り寄せました。

そしてあえて「鰻」とは書かずに「頗別品(すこぶるべっぴん)」として売り出しました。これが大評判となり、「べっぴん」という言葉が全国に広がったわけです。

ちなみにこの「織清」という店は実は現在も存在します。店の名前は「丸よ」に変わっていますが、お店のホームページではちゃんと「べっぴんの発祥地」と紹介しています。

場所としてはJRの豊橋駅に割りと近めの場所ですので一度「丸よ」に行ってみるのも良いのではないでしょうか?

以上、NHKの朝ドラ「べっぴんさん」の番組名の意味についてでした。