べっぴんさんに登場する永山絢斗さんが演じる田中紀夫の戦争からの復員後についての記事です。ヒロイン・すみれの夫・紀夫は他の男達に比べて復員が遅れることになります。そして紀夫は戦争から帰ってきてその急激な変化に驚きを隠せませんでした。

周りの変化についていけず、さらにはすみれ、潔、ゆりとの関係もギクシャクし、まさに「ニート状態」の紀夫。果たしてどのようにして完全復活を遂げるのでしょうか?

※実際には坂東営業部に復帰後も紀夫の気苦労は続くことになるのですが・・・。
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べっぴんさんの紀夫の復員時の状況をネタバレ

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べっぴんさんの紀夫が復員するのは第7週「未来(仮)」のラスト、つまりは11月19日(土)放送回あたりとなることが予想されます。実は7週放送の途中で紀夫からの手紙がようやく届いたことで、紀夫の生存を確認すると同時についに帰国できることになります。

※復員前の紀夫についてはこちらをご覧ください。
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紀夫は五十八(生瀬勝久)の跡取りとして、坂東家に婿入りしましたよね。つまり、すみれ(芳根京子)はもちろん、五十八、潔、そしてゆりにとっても次期坂東家当主が帰ってきた、ということで安堵の表情を浮かべることになります。

紀夫もまた「坂東営業部」を立て直すために引っ張っていくことを決意します。しかし、しばらく紀夫とすみれたちは噛み合わない状態が長く続くことになります。それには紀夫が戦争に抱えた闇も強く関わっていたようなのですが・・・。

べっぴんさんの復員後の紀夫が周りから孤立している件

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復員直後の紀夫はすみれはもちろん、潔、ゆりとの関係がギクシャクし、孤立状態がしばらく続きます。ここではそんな紀夫の「孤立」エピソードについて紹介します。

すみれの「キアリス」に反対!?

紀夫が復員したとき、すみれは良子(百田夏菜子)、良枝(土村芳)、明美(谷村美月)の3人と共に新しく「キアリス」を立ち上げようとしていたところでした。それまでは3人は「あさや靴屋」の一角で「あさやベビーショップ」として営んでいました。

そんなある日、3人は「あさや靴屋」の近所が空き店舗となったことを聞きます。「あさやベビーショップ」では若干手狭となりつつあったこともあり、思い切って空き店舗を借り、本格的に子供用品店を立ち上げることを決意しました。

紀夫は自分の生還祝いの会を「キアリス」の店舗予定地で行うと聞き、初めてすみれが商いをしていることを知ります。紀夫はすみれが「キアリス」で働くことに反対します。

すみれが「キアリス」の立ち上げで周りがバックアップしてくれると言ったことに対して紀夫は「簡単に人を信用してはあかん」と咎めるシーンもあります。

その後、祝いの場で紀夫は参加していた良子の夫・小沢勝二(田中要次)、そして良枝の夫・村田昭一(平岡祐太)に「妻たちが商売をするのを笑ってみているなんて自分では理解できない」と言ってしまい、和やかだった場の空気を重くしてしまうのです。

潔とゆりの行動が受け入れられない!?

「坂東営業部」は戦争時に統合されてしまい、また神戸の社屋も空襲により焼けてしまいました。紀夫は戦地に赴くまえに潔の父親・野上正蔵(名倉潤)にかつての「坂東営業部」の全てを叩き込まれていました。

そのため、紀夫は自分が引っ張り「坂東営業部」を復活させることを決意します。しかし、紀夫が復員する前にいち早く潔とゆりが行動に移していました。潔とゆりにとっては紀夫が帰ってくる前に「坂東営業部」を立て直し、紀夫に引き渡すことを考えていました。

この紀夫と潔たちの認識の若干ズレが両者の関係をギクシャクとしたものにしてしまいます。

栄輔って誰だ!?まさかの大乱闘!?

紀夫が不在の間、すみれたちを支えていたのは潔の弟分である岩佐栄輔(松下優也)であることは言うまでもありませんよね。すみれは栄輔に亡くなった妹と同じ歳だと言われると栄輔のことを兄のように見ていました。そして、さくらもまたそんな栄輔にかなり懐いていましたよね。

しかし、紀夫が帰ってきたことで栄輔は今までのようにすみれに接するのは難しくなりました。紀夫も妙にすみれたちと仲がよい栄輔を警戒しないわけはありません。というわけで栄輔としてはすみれやさくらとの接触の機会を減らそうとするわけですが、そんな事情を幼いさくらが理解できるわけはありません。

というわけでさくらは相変わらず栄輔にベッタリなわけですが、実はこれが発端となり紀夫と栄輔との間にちょっとした事件も起こります。

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べっぴんさんの復員後の紀夫は浦島太郎状態!?立ち直らせたのは誰?

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紀夫は「坂東営業部」に自分のいる場所はないと思い、さらにはすみれが「キアリス」で働くことを止めるために自ら職探しを始めます。しかし、仕事はなかなか決まらず、紀夫は昼間は家でボーっとする時間が多くなっていきました。

そんな紀夫を立ち直らせたのは、もちろん第5週「お父さまの背中」で頼れる男っぷりを演じた五十八です。ある日、五十八は執事の忠一郎を連れ、すみれのバラックにやってきました。五十八たちは近江に帰ることを決め、それをすみれに伝えに来たのです。

そして、五十八は紀夫が部屋にいることに気がつくと、潔とゆりに手を貸してほしいと声をかけます。しかし、この時紀夫はすっかり自分に自信を無くしている状態でした。紀夫は「自分なんかにそんなこと・・・」と応えると、五十八はそんな紀夫を一喝し、自分が近江に帰るということは紀夫に坂東家を全て任せるという意味であることを伝えます。

この五十八の喝入りにより、紀夫は完全に立ち直ったわけではありませんが、少なくとも前を向く気にはなったようです。紀夫は五十八の前で「坂東営業部」で潔たちの手助けをしていくことを宣言します。

ただし、このときの紀夫はまだすみれのキアリスには反対という気持ちに変わりはありませんでした。しかし、すみれの仕事ぶりを「坂東営業部」の人間として間近で見ているうちに自分が「浦島太郎状態」だったことに気づき、すみれの仕事にようやく理解を示すことになります。

こうしてついに紀夫はすみれの知っている元の紀夫に戻ったわけです。

追加情報:紀夫は二度五十八に救われる!?


実は紀夫は坂東営業部に戻った後もしばらく思い悩むことになります。それは8週「止まったままの時計」でも自身が話していましたが、紀夫は人とのコミュニケーションが苦手でした。しかし、紀夫の坂東家の当主の立場から人前に立つ機会が非常に多かったわけです。

そんな中、紀夫はある大失敗をしてしまいます。それは10週「商いの聖地へ」のラストのことでした。紀夫は大急百貨店で坂東営業部主催の洋裁教室の運営担当でした。その冒頭の挨拶で紀夫は気を失ってしまったのです。

これには本人もかなりのショックだったらしく数日会社を休み、部屋に引きこもることになります。そんな紀夫が再び前に進もうと考えたのは五十八のアドバイスがあったからなんです。

ある日、五十八は紀夫とすみれ、潔(高良健吾)、ゆり(蓮佛美沙子)の4人を近江の本家に呼び出します。五十八は4人を呼んだ理由についてはあえて知らせませんでしたが、実は事前に喜代(宮田圭子)から紀夫のことを聞いており、心配になって呼んだというわけです。

五十八はここでキアリスが大急百貨店に支店をオープンすると聞いて驚きます。そして

ええ流れや。
人間、成功するのは「ありがたい」ゆう感謝の気持ちと、「幸せ」を実感できる心を持って、幸運の流れにポンッと乗っかれるときなんや

と話します。これに対して、紀夫は

逆は・・・、逆はどんなときですか・・・。
成功しないときです

と五十八に聞きます。すみれは全く正反対で紀夫は自分が仕事に行き詰まっておりそれを改善するきっかけを掴みたかったのです。

すると五十八は

・・・自分が変わらなあかんことに、気づくことができんときや。

男は特にやで。
男の人生ゆうのは、背負うものが増えていく。

妻や子供を食わせなあかん。
大きな責任を持って生きていかなあかん。

その分強くならな、大きくならな、苦しくなるばかりや。
強くなるために、大きくなるために、変わらなあかんときがある。

そういう分岐点におるときが、いちばんつらかった

と答えます。

まさに紀夫にとってはその分岐点が今というわけです。そのことを自覚した紀夫は再び仕事に戻ります。しかし、すみれから見ても紀夫はかなり無理をしているのが見て取れるようでした。

紀夫が本当に仕事の悩みから解放されるのは実はもう少し先の話なんですよね。

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以上、べっぴんさんの紀夫の復員直後の復活までの一部始終についてでした。