朝ドラ「べっぴんさん」の16週「届かぬ心」の後半部分の感想です。前半でもすみれとさくらの親子関係が微妙なものになってきましたが、後半ではさらに大きく変化しましたね。

さくらは一度はすみれに行かないと約束していたナイトクラブへ行き、さらには家出もしてしまいました。そして家族のもとへはしばらく戻らないと大きな決断をしてしまいましたね。

すみれはさくらのことだけでなく、キアリスでも大急から大切な仕事も任されている状態です。まさにパンク寸前でかなり体力的にも精神的にもかなり厳しいですよね。

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べっぴんさんの感想 16週後半から考えると専業主婦と共働き家庭のそれぞれの不満とは?


すみれは毎日忙しく、なかなかさくらとは一緒にはいられません。せっかくさくらとした大切な家族の約束も仕事で崩されてしまいました。さくらとしてはゆりが専業主婦でいつも子供を見守っている家族らしい家庭が羨ましくなってしまうのは致し方ないでしょう。

しかしこれって現代でも(むしろ現代だから?)多い悩みにも見えてしまいました。うちはたまたま母親が専業主婦でしたので、家族といられない寂しさを味わったことはありません。

ただし、今でこそ母親がいてくれるありがたみを感じていますが、当時は時には親に監視されているような感覚に囚われたこともあります。逆に共働きの家は両親が家にいないから気楽じゃない?と思ったこともあります。

ですので、専業主婦の家ではさくらとは全く逆の不満を持っていたことになりますかね。そう考えると結局無いものねだりということになるんでしょうか。

しかし、全く関心を持たれないことが気楽かといえばそういうわけでもありません。例えばヨーソローで仲良くなった五月は親に関心を持たれないことに不満を持ち、家を出ていきましたよね。

一方のさくらはほんの少しの夜遊びですぐに娘を探しにナイトクラブまで駆けつける親がいます。ですので五月にとってみれば、さくらはさすがはお嬢さんと思ったのかもしれません。

結局のところ、専業主婦のいる家庭でも、夫婦ともに働いている共働きの家庭もそれぞれに素晴らしいところはあるのではないでしょうか。しかし、ゆりの言っていた通り「仕事が忙しいのはいいことだけど、それで家庭が二の次になってしまったら本末転倒」ということなんですよね。

べっぴんさんの感想 16週後半のテーマはヨーソローのママの至言に尽きる!?


すみれは高校生がナイトクラブへ出入りするのは良くないし、夜遅くまで出歩かず真面目に生活してほしいと願っています。その一方でさくらは自分は仕事で約束を守らないのに、子供にばかりいろいろ押しつけないでほしいと反発しています。

どちらが正しいかと言えば実はどちらも間違っていないんですよね。親には親の気持ちがありますし、子供には子供の気持ちがあります。それは家庭によっても育ち方によっても違います。

まさにヨーソローのママの

世の中いろんな人がおる。
いろんな親がおる。

自分の価値観だけで物事を推し量ることなんてできんはずや

という言葉はまさに真理を得ています。

さくらは若気の至りということで一つのことしか見えないのは致し方ないにせよ、すみれも一つの考えだけでガチガチに固まっているのはやはりまずいですよね。それではさくらに歩み寄ることは永遠にできないでしょう。

このあたりが17週以降の鍵となりそうな気がします。

まあ、かといってさくらに賛成できるかというとそういうわけではありません。結局、さくらの何不自由ない生活は両親が働くことで成り立っています。しかし、どう見ても平均的な家庭よりさらに余裕のありそうなお家です。家事までしてくれる喜代さんもいますよね。

さくらが家出した先もヨーソロー関係者の家ではなく、伯母のゆりの家でした。要するにさくらもまだ五月たちのような人生を賭けているかのような決心まではいってないということです。まあ、ゆりのような母親がいる家庭に憧れたからという理由もあるのでしょうが・・・。

かなり贅沢すぎる、と思ってしまうのは私だけでしょうかね?とはいえ、今後の展開ではかつて母親のすみれが味わった「失恋」を経験することになります。さくらの初恋の相手が誰なのかについてはあえて言うまでもないですよね。

そこから、さくらは一歩一歩精神的にも成長していくことになるのか気になりますよね。

以上、「べっぴんさん」の16週「届かぬ心」の後半部分の感想についてでした。