朝ドラ「べっぴんさん」の17週「明日への旅」についての感想です。前回はメンズについての感想でしたが、今回は「すみれ世代とさくら世代の心のギャップ」を中心に感想を書いてみました。

実は17週で栄輔が潔にある一言を言っていました。今回の話の内容からして、栄輔が言ったキーワードのほうがサブタイトルに合っていると思ったのは私だけでしょうか?

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べっぴんさんの感想 17週①大人にはさくらの気持ちが分からない!?


17週のうちにさくらの家出がやっと解決するのかと思ったら残念ながらまだ続くようですね。ラストではついにすみれがさくらと向き合うことになりようやく和解か、と期待していました。しかし結局2人はまたぶつかりあってしまいました、

ここまで来ると、すみれの言う通りでさくらの単なるわがままなのかな?と私も思い始めてきました。もともとは「仕事に忙しく約束を守ることができない母親に干渉されたくない」というのがさくらの主張かと思っていました。しかし、どうも違っているようです。

また、ヨーソローや二郎への憧れからなのかな?と思いきや、「とにかく東京に行きたい。お母さんと別々に暮らしたい」という一言からするにそれも理由ではないような気がしてきました。

まあ、ヨーソローがあったからこそ、すみれもさくらもヨーソローのママから大事なこととして、物事を決めつけないこと人の価値観は一つでない、ということを教わったというメリットはあったわけですが…。そう考えるとこの2週間で江波さん演じるヨーソローのママ・すずの存在がかなり大きくなりましたよね。

しかし、17週のすみれはちゃんと母親をしているんだな、と改めて思ったことがあります。それはさくらに伝えた「なんとなく生きていたら流されるだけ。自分の人生のかじ取りは自分でせなね」という言葉です。これには正直ドキリとしました。

恐らく私も若い頃に同じことを大人に言われたような記憶が残っていたからです。そうはいっても自分の生きる道を学生の頃から考えて決めることのできる人ってそうそういるわけではありません。

ここで、はなのナレーションの

子育てにも正解が無いように、生き方にも正解はありません。
これでよいのか、あれでよかったのかと悩みながら、自分なりの正解を見つける旅が人生なのです

という言葉が真理なんでしょうね。

そう考えるとただ親と一緒にいたくないから、ただヨーソローやナイトクラブの世界が刺激的だから、というさくらの行動は目指すものがあって自立している五月や二郎に比べてしまうと、所詮はお嬢さんの我がままなのかなと思うのは致し方ないでしょうかね。

まあ、そう簡単に割り切れないのが人間です。たとえ単なるわがままであってもさくらにしては苦しい日々を送っているのは確かです。今は母親には会いたくない気持ちもあるうえに、やりたいことがない状況です。

さくらにとっては二郎を追って東京に行くことは唯一の希望でしたが、ここに来て五月の存在を知り、それも厳しくなっています。つまりはさくらにとっては母への反抗と失恋で、辛い気持ちのダブルパンチではあるんですよね。

しかし、そんなさくらが前に進めるのはすみれへ歩み寄ることしかないのかな、と思ってしまいます。現在ではその見通しが立たないだけにもう少しこの問題は続きそうですよね。

べっぴんさんの感想 17週②栄輔の一言が全て!?その名言とは?


べっぴんさんの17週で栄輔は潔にある一言を言っていました。それは

自分たちは若い時代を戦争に奪われて、若者の気持ちが分からない世代

というセリフです。当時は戦後にモノがない世の中です。そんな状況では若者たちも生きることで精一杯でした。それは栄輔や潔に限らず、同じ世代は同じでした。勝二や昭一はキアリスの新人たちに生活の心配がなく穏やかに仕事ができることの幸せを語っていましたね。

しかし、中西はともかく西城にはそれが伝わっているとは思えず、結局会社を辞めてしまいました。やはり勝二と昭一も「若者の気持ちが分からない世代」であるということなんでしょうかね。

そう考えるとすみれとさくらも「若者の気持ちが分からない世代」ということが影響しているのかな、と思ってしまいました。

しかし、栄輔の一言には何か非常に大きな重みを感じます。それは今までの自身の企業努力、栄輔が今まで送ってきた厳しい月日から来ているのでしょうか。

だからと言って「すみれとさくらは永久に分かり合えない」というのはあまりには悲しすぎますよね。それだけにどのような解決していくのかを注目していきたいと思います。

べっぴんさんの感想 おまけ 菅野美穂のナレーションの微妙な変化!?


朝ドラ「べっぴんさん」の17週「明日への旅」を見ていて気が付いたのですが、ここ最近で菅野美穂さんのナレーションの語り方が少し変わったような気がするのは私だけでしょうか?以前は神戸訛りの大阪弁だった記憶がありますが、最近だとあまり関西弁自体が弱くなったように感じます。

これもべっぴんさんの制作側の思惑があるんでしょうか?ちょっと気になりますよね。

以上、朝ドラ「べっぴんさん」の17週「明日への旅」の「若者の気持ちが分からない大人たち」についての感想でした。