べっぴんさんの15週「さくら」の中の1/9~1/10放送分の感想です。この週から大人になったさくらたちが登場するわけですが、最初の2回だけはちょっとだけ前の話なんですよね。

15週の前半は「麻田の引退」の話と「キアリスの偽物」の話でした。こちらについて簡単な感想をまとめました。

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べっぴんさん 15週「さくら」の前半「麻田の引退」についてのおさらい


べっぴんさん 14週「新年、想いあらたに」のラストで麻田(市村正親)は明美(谷村美月)に気になることを言っていましたね。具体的には自分が居なくなった後のことについて触れていました。

その時の麻田は「だいぶ先の話」とは言っていたものの実はその時はすぐ間近であることが15週「さくら」で明らかになります。それは麻田がいつものように靴屋の仕事をしているときでした。

麻田は今まで通りの靴作りができなくなっていることに気が付きます。図面を引くにも文字や線がぼやけてしまい、手を動かすにも思うようにいかなくなっていたのです。麻田は自分の靴職人としての限界を感じ始めたというわけです。

そんな折、すみれ(芳根京子)が娘のさくら(粟野咲莉)を連れて「あさや」にやってきます。実は4月からさくらは小学校に通うようになり、その記念としてあさやで靴を作ってもらいに来たのです。

麻田は一度はさくらの靴作りを引き受けます。しかし、麻田の目と腕がさらに悪化しており、靴作りどころではないことに気が付きます。麻田は後日、すみれの家にさくらの靴作りの仕事を辞退することを申し出ます。

すみれと紀夫(永山絢斗)は仕方がないこと、と麻田の辞退を受け入れますが、さくらだけは「どうしても麻田に靴を作って欲しい」と頑なでした。

麻田は自分の最後の仕事として、さくらの靴作りに再び取り掛かった、というお話でした。

べっぴんさん 15週「さくら」の前半は「麻田の引退」の感想


さくらの麻田の靴作りへの興味を見ると、かつてのべっぴんさん 1週「想いを込めた特別な品」でのすみれ(渡邉このみ)を思い出してしまいますよね。あの時も幼かったすみれは靴は針と糸で縫うという話を聞いてかなり興味津々でした。

また、麻田さんの仕事をそばで興味深く見つめるさくらちゃんの姿は、まさに小さいときのさくらと重なっていて暖かな気持ちになりますよね。

その一方で麻田が「本物」で「別品」の靴を作ることが厳しくなり、「引退」することを周囲からの意見ではなく、自分の意志で決断したのはやはり真の職人だなと感じました。職人としての引き際は、やはり麻田本人にしかわからないですよね。

「引退」という話で思い出すのが、やはりスポーツの世界です。成績が悪くなったり、それなりに歳を取ると「引退した方がよいのでは。」と周囲が騒がしくなります。

フィギュアスケートの浅田真央選手、野球のイチロー選手、それにサッカーのキングカズこと三浦知良選手、他にも挙げだしたらきりがないのですが、これらの一流アスリートについて共通することはことあればすぐにマスコミなどの周囲が「引退」という言葉を使いたがるということです。

若手の台頭や、選手本人が思うような結果が出せていないときにどうてももう限界なのではないかと考えがちですよね。それは私も同じなのかもしれませんが・・・。

しかし、一流だからこそ、引き際の判断も自分の限界もよく理解しています。その上で自分が納得するまで競技生活を続ける覚悟をしているのだと思います。

今回の麻田の話は一流の人間は本物だからこそ、限界は自分にしかわからないし、自分で決めたい気持ちも強いのではと改めて思う内容でした。

おまけ:べっぴんさん 15週「さくら」の前半ではこんな話も!?


麻田の「本物」の仕事というところに合わせたのか、ちょうどこの頃はキアリスの偽物の「キリスマ」なるものが登場しましたね。以前、元ゴロツキ(今も?)の玉井(土平ドンペイ)が明美に持ちかけた話ですが、やはり諦めていなかったということです。

最初は「キアリスの品物が高すぎる、偽物でも安いほうがいい」と言っていた主婦たちも結局は「出来が悪い」と露天商のお兄さんに詰め寄ることになりました。結局は「安物買いの銭失い」という言葉の通りでその場しのぎの安物ってたいして使わないうちに買い替えるパターンって結構多いんですよね。

そう考えると高価でも長持ちするものを愛着を持って長く使用するほうが、節約にもなりますし資源の無駄遣いにもならないんですよね。要するに「お財布にも環境にもやさしい」わけです。

麻田から、本物が最終的には残っていく、心を込めた本物を作っていくという大切さを教えてもらったすみれたちが、これからどれだけ信念を貫いて店を運営していくのか、非常に楽しみですよね。

以上、べっぴんさん 15週「さくら」の前半は「麻田の引退」についての感想でした。