べっぴんさんの紀夫が倒れるシーンについての感想です。感想としてやはり多いのは「情けない」という声ではあるもののその一方に紀夫に同情的な声があるのも確かなんですよね。私も実は紀夫の気持ちが分かる、という意見には賛成なんです。一体どういうことなのか説明します。

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べっぴんさんで倒れた紀夫に同情的な感想の内容とは?


それでは、早速坂東営業部主催の大急百貨店の洋裁教室で紀夫が倒れたシーンの感想について紹介します。

※紀夫が倒れたシーンの詳細についてはこちらからどうぞ。
[blogcard url=”https://xn--nhk-1m4b9f3344a.com/norio-after-kiaris/”]

べっぴんさん第61、62話は大急百貨店への本格的な出店を決意するすみれと、緊張から倒れてしまったことから仕事に悩む紀夫がメインでした。

出店をすることで、4人だけでなく服を制作してくれる主婦仲間や接客をしてくれる悦子たちにも新たな希望を与えることができたすみれ。
逆に他の社員から失望されてしまう紀夫。
この2人の全く正反対な状況がなんともいえません。

紀夫はどうしてこのような状況になってしまったのか。
すみれの婿である紀夫が社長をやるべきという潔からのプレッシャーか、多くの人と直接対面する仕事が苦手なためか。

ここで思い出すのが戦争に行く前のすみれと紀夫。
働くことのなかったお嬢さんと坂東営業部で働く紀夫。

もちろん紀夫は仕事をしていますが、戦争が無ければ五十八や正蔵の下でもっとゆっくり経験を積んでいけたのかもしれません。
そして、すみれはキアリスを作ることもなかったのかもしれません。

さらにいろいろ考えてしまいました。
もし、すみれの初恋が叶って潔と結婚することになっていたら。
さらに、ゆりが誰か坂東営業部の跡取りと結婚していたら・・・。

いずれにせよ、すみれはキアリスを作っていなかったかもしれません。
また、紀夫は坂東家に婿入りしなければ社長へのプレッシャーなどもなかったのかもしれません。

歴史も運命も自分ではどうにもならないことがほとんどですが、自分が置かれている状況の中で精一杯生きぬくことの必要さを感じてしまいました。

「やりたいこととやるべきことが一致している」すみれを羨ましく思う紀夫。
久しぶりに会う五十八に「強くなるために、大きくなるために、変わらなければいけない時がある」と教えられ、苦手なことも自分らしくコツコツと積み重ねていくことを決意しました。

このまま上手く進むのか、また紀夫は挫折するのか。
今週は紀夫の方が主役なのかと感じてしまいました。

実は紀夫が倒れるシーンを見たときは正直「頼りない」と思いながらも、何となくモヤモヤとしていた気持ちが心のどこかに残っていました。この感想を聞いてそれが何なのかがはっきりしたので紹介したいと思います。

べっぴんさんで倒れた紀夫に同情的な理由とは?


要するに紀夫の周りの人物が優秀過ぎるんですよね。坂東家の先代当主の五十八(生瀬勝久)はもちろんのこと、潔(高良健吾)ももうこの人が社長でいいのでは?というほど非の打ち所がありません。

さらにはすみれ(芳根京子)もキアリスで大成功をしているようにも見えますし、姉のゆり(蓮佛美沙子)も妹に影響されたせいか、今や口だけではなく、商いの実力もかなりのものに成長しました。

結局のところ、紀夫(永山絢斗)だけがついていけていない、というのが現状なのではと感じます。紀夫は元々人付き合いが得意ではありません。しかし、潔や五十八が期待しすぎて結果として紀夫は「苦手な」人付き合いを多く強いられているようにも見えます。

さらに、周りの男性陣より復員が遅かったために、それを補う時間が明らかに足りていないようにも見えるんですよね。もちろん、紀夫自身も一生懸命にはやっているのですが、慣れない仕事のせいか残念なことにそれが空回りしている状況なです。

※この時の状況を未だに引きずっていたということなんでしょうかね・・・。
[blogcard url=”https://xn--nhk-1m4b9f3344a.com/beppinsan-norio-reborn/”]

確かに五十八は「慣れない仕事でもコツコツやれ」とは言っています。潔の気持ちも五十八と同じでしょう。しかし、坂東営業部の秋山(小堀正博)たち社員の反応を見れば、すぐに結果を出すことを紀夫に求めているようにも見えますよね。

※ちなみに紀夫に否定的な社員は秋山ではありません。
[blogcard url=”https://xn--nhk-1m4b9f3344a.com/akiyama-of-kobori-masahiro/”]

何より紀夫本人も「早く戦力にならないと」という焦りが表に出てしまい、逆にそれが強いプレッシャーとなって紀夫を追い詰めているようにも感じます。

私自身も周りにどんどん追い越されていった、という経験はありましたので紀夫の気持ちが非常によく分かるんですよね。その時の私の選択は「一歩退く」ということだったわけですが、紀夫の場合はどのようにしてこの状況を切り抜けるのか個人的にはかなり気になっています。

それ以上に、私も紀夫と若干似たところがあるので、これで紀夫の好感度がさらに下がったのでは?とちょっと心配になっています。
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※残念ながら私は紀夫を演じる永山絢斗さんのようなイケメンではありませんですが・・・。

以上、べっぴんさんの紀夫が倒れるシーンの感想についてでした。