べっぴんさんの紀夫のビンタに関する記事です。べっぴんさん11週「やるべきこと」の予告映像では紀夫がすみれをビンタするシーンがありましたね。前にもすみれは違う人物からビンタをされたわけですが、今回の紀夫へのビンタの理由は一体何でしょうか?

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べっぴんさんのすみれへのビンタの過去をおさらい


私が知る限りでは以前、すみれ(芳根京子)がビンタされたのは3週「とにかく前に」でのことでした。当時は神戸全土が空襲の被害にあったためにすみれたちは近江の長太郎の家に疎開していましたね。

この時のすみれにビンタした人物は長太郎の息子の妻の静子(三倉茉奈)でした。以前朝ドラの双子姉妹で話題になったマナカナがヒロインをビンタしたということでかなり話題にもなりましたね。

当時は近江の節子(山村紅葉)・静子と神戸のすみれ・ゆり(蓮佛美沙子)の仲はあまり良好なものではありませんでした。

しかし、8週「止まったままの時計」では節子と静子がファッションショーのモデルとして登場したり7週「未来」からはゆりが近江で働くために生活の世話をしたりと両者の仲は改善しているように見えますね。

※どちらかと言えば節子たちは相変わらず厳しい態度ではあるものの、ゆりたちがそれを受け入れられるほど成長したとも言えるのですが・・・。

べっぴんさんのすみれが紀夫にビンタされるまでの経緯


べっぴんさんで紀夫がすみれをビンタする11週は大急百貨店にキアリスの支店をオープンに向けてすみれたちが準備している頃の話です。大急百貨店でのキアリスの10日間限定出店が大成功を収め、社長の大島(伊武雅刀)から正式にオファーが来ることになります。

正式な出店準備ということになりますのですみれたちは10週「チャンス到来!」の頃よりさらに忙しくなります。さらにこの時期女中頭の喜代(宮田圭子)が倒れて入院してしまいました。

すみれは仕事だけでなく、家のことも今まで以上に多忙になります。心配になった紀夫は「無理をするな」と声をかけますが、すみれは「大丈夫」と答え誰にも頼ろうとしませんでした。

そしてキアリスのオープン前日、とある事件が起こってしまいます。その日は売り場のレイアウトの最終調整を行っていました。明美(谷村美月)、良子(百田夏菜子)、君枝(土村芳)、そして悦子(滝裕可里)の協力もあって準備は無事完了します。

しかし、すみれはそのレイアウトにどこか違和感を感じたせいか、直したいと言い出します。明美たちはすみれの感覚を信頼していたため、納得が行くまで直して構わないと答えます。

すみれは早速レイアウトの直しに取り掛かります。しかし、作業に夢中になるあまり時間がどんどん過ぎていくことに気が付きませんでした。

すみれのレイアウトの直しが終わったときにはすでに夜の11時を過ぎていました。さすがにこの時間になれば大急百貨店の店員さんたちも全員退社し、建物は消灯され、施錠されます。すみれは外に出ることができない状態になっていたのです。

結局すみれはその日の夜はその場になった毛布にくるまり一夜を過ごします。すみれはその翌日の早朝にたまたま巡回にやってきた警備員に発見されました。

※警備員がまさかの海原はるか師匠だったのは個人的にはかなりツボでした。

無事に建物から出ることができたすみれはすぐに家に自宅に向かいます。玄関では紀夫が待っていました。紀夫はすみれが「紀夫さん、ごめんな」と言い終わる前にビンタをしてしまったのです。

べっぴんさんで紀夫がすみれをビンタした理由とは?


すみれにとっては紀夫のビンタがかなりショックだったようでしばらく口を聞かない日が続くことになります。しかし、その日はかなりの大騒ぎになったことをここで触れて置かなければならないでしょう。

話は紀夫がその日の夜に帰宅したときに遡ります。紀夫は家の明かりが真っ暗なことに気が付きます。もちろん、そこにはすみれとさくらの姿はありませんでした。

紀夫は慌ててキアリスに飛んでいって、すみれとさくらの所在を確認します。さくらについては明美の言うとおり、君枝の家がぐっすりと眠っていることを確認しました。しかし、依然すみれの居場所は不明のままでした。

君枝の夫の昭一(平岡祐太)はこのただならない事態に事件や事故に巻き込まれたのではないかと心配し、警察に連絡しようかと言い、紀夫もそれに同意します。

しかし、君枝はすみれが仕事に夢中になりすぎてまだ百貨店の建物の中にいるのではないかと紀夫たちの行動を止めます。

紀夫はすみれが帰ってくるまで自宅で待つことにします。しかし、紀夫は心のどこかですみれに何かあったのではないかと思い、一睡もできませんでした

すみれは無事に帰ってきました。しかし、紀夫はすみれの無事を確認すると安心すると同時に感情が高まり、つい体が先に動いてしまったというわけです。

その後、紀夫は自分がすみれにしたことを後悔します。しかし、後の祭りでした。この事件がきっかけで紀夫とすみれの仲が険悪になり、元通りになるにはかなりの時間がかかりました。

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以上が紀夫のすみれへのビンタの真相です。紀夫は8週「止まったままの時計」でも栄輔に掴みかかったことがありましたが、どうも衝動的に体が動いてしまうのが紀夫の悪いクセみたいですね。確かにすみれに落ち度がないとはいえないのですが、ビンタはやり過ぎでは?という感想が結構多いんですよね。例えば、こちらの感想もそうですね。

大急に出店の前日のシーン、すみれのキアリスに対する気持ちがすごく伝わったシーンでした。商品の配置や見え方、少しでも多くのお客様にキアリスの商品の良さを伝えるため、時間も忘れて夢中になるすみれ。
芳根京子さんの名演技に感情移入しました。

それと同時に、家族の事を一瞬でも忘れてしまったすみれ。
色々考えさせられました。

現在であれば、携帯で電話して少し遅れると伝えれば済むことです。

この時代では、携帯電話もなければ、女性として家事、子育てに専念しなければならない概念も強かったんだなぁと思いました。
正直何の連絡もなしに、家に帰れなかったのは母として失格だったと思います。

けど、正直紀夫さんは、仕事はできないし、極度の緊張者。
反面すみれはやり手。
現在の日本なら夫が妻をあんな風には扱えないだろうなと思いました。
最近の紀夫さんの俺様具合があんまり気に入らないです。

時代的に仕方がないんでしょうけど。
自分の立場を少し考えてほしいと思いました。
良子ちゃんや君枝ちゃんのご主人達はすごく協力的なのに・・・。

おまけ:紀夫のビンタのエピソードの史実はさらに過激!?


意外なことに紀夫のビンタのエピソードは実話を元にしています。しかも、史実のほうがより過激なんですよね。「ビンタ」の原因は「べっぴんさん」のドラマと同様にヒロインのモデルである惇子の「朝帰り」です。

ただし、「朝帰り」の理由がちょっと違うんですよね。「べっぴんさん」のドラマでは建物が施錠されたために外で出ることができませんでした。しかし、史実の場合はちゃんと大急(実際には阪急百貨店)から出ることはできました。問題はその後の終電で寝過ごしてしまい、車庫まで運ばれてしまい、帰れなくなったというわけです。

しかし、これだけでは全く過激ではありませんよね。過激なのは実際のビンタのところです。実は史実では平手ではなくなんと「グーパンチ」、要するに「鉄拳」だったのです。

実は紀夫のモデルの通夫は元ガキ大将で、口より先に手が出るタイプでした。そんなわけで通夫は惇子に「鉄拳制裁」をしてしまったわけです。

※今回のビンタだけでなく、栄輔に飛びかかった等の紀夫の衝動的な行動は実は通夫の行動に基づいたものだったんです。

現在なら通夫の行動は明らかにDVです。お嬢様な惇子のことですからあまりのショックに実家に帰ることをあり得るわけですが、結果は意外なものになりました。何と、惇子は通夫を自分のことを真剣に心配をし、叱ってくれたことに愛を感じ、ますます通夫への愛を深めていくことになるんですよね。

まあ、さすがにこの内容をそのままドラマにしてしまうのは色々と問題がありそうなので、今回の「べっぴんさん」の形にしたわけなのですが、べっぴんさんの紀夫のビンタのエピソードが実在した、というのはちょっと驚きですよね。

以上、べっぴんさんの紀夫のビンタについてでした。