とと姉ちゃん 37話のあらすじを紹介します。

常子は女学校最高学年となり、卒業後の進路を考えるようになります。

同級生は結婚という選択肢を選ぶ中、常子の進路は「就職」でした。
目的はもちろん家族を養うことです。

しかし、常子は現実は思った以上厳しいものであることを実感することになります。

そんな中、新しい担任の東堂チヨの演説内容に、
常子はかつてないほどの衝撃を受けることになります。

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女学生の幸せは結婚?それとも就職!?

女学校の5年となった常子のクラスであちこちで「お見合い」の話題が挙がっていました。
もちろん、人のお見合いではなく、自分たちのお見合いの話です。
卒業後に誰に嫁ぐのか、そんなことが女学校の最高学年の定番の話題だったわけです。

しかし、常子はただ一人違うことをしていました。
常子は新聞から切り抜いた求人広告を見ながら自分の卒業後の勤め先を探していたのです。

しかし、給料を見ると男性の半分以下の働き口ばかり。
仕方ないわ、男の人とは違うもの
と割り切りつつ、常子は少しでも給料の高い仕事を探していました。

そんな中、友人の綾(阿部純子)は破格の待遇の仕事を見つけます。
それはタイピストでした。

しかし、タイピストは女学校からの推薦枠が決まっていて、
既に埋まっている状態でした。

明らかに女学生の就職の厳しさに
同級生と同じように男性に嫁いだほうがよいのでは?
と綾は常子と提案します。

しかし、常子は家族の食い扶持を稼がないと、と就職に強いこだわりを見せるのでした。

新担任・東堂チヨの型破りすぎる挨拶とは!?

常子のクラスに新しい担任の女性(片桐はいり)がやってきました。

その女性はクラスの女学生を見渡すとこう言います。

まず床に座ってください。
その場で胡座をかいてください

この言葉に戸惑いを見せる生徒たち。
もちろん、それを実践するものは誰もいませんでした。

するとその女性は自ら床に胡座をかいてみせます。

そして、目の前の女学生になぜ胡座をかかなかったのかを問います。
その生徒は行儀が悪いから、と答えます。

しかし、
では男性があぐらをかいている姿を見てお行儀が悪いとは思いますか
と聞くと誰も答えることはできませんでした。

するとその女性は

お行儀が悪いとは一体誰が決めたことでしょう?
みなさんは周囲の考える女性とはこうあるべきだという定義を疑ったことがありますか?

と問いかけます。

さらに続けてその女性が言った

誰でもができることを女性だからできない、
してはいけない、と決めつけてはいませんか?

という内容に常子は強い衝撃を受けます。

それはまさに
自分が女であるという枠の中で仕事を選ぼうとしていること
に当てはまっていたのです。

そしてこれからは自分の気持ちに正直に挑戦する毎日にしていこうと呼びかけます。

最後にその女性はある偉人の言葉を伝えます。

元始、女性は実に太陽であった
真正の人であった。
今、女性は月である。

他に依って生き、
他の光によって輝く、
病人にやうな蒼白い顔の月である。

そして、やっと東堂チヨという名前を名乗ります。

常子が挙動不審!?その理由とは?

常子は東堂の話に強く共感します。

そして、常子は授業が終わり職員室に戻ろうとする東堂を呼び止め、
「元始、女性は実に太陽であった」とは誰の言葉なのかと聞きます。

東堂は「平塚らいてう」という名前を答えます。
合わせて東堂は平塚らいてうの作った雑誌を常子に貸してくれました。
その雑誌が「青鞜」です。

学校の帰りから夕食直前まで周りに構わず、「青鞜」を読みふける常子。
そして、「青鞜」を読み終えた後常子は妙に晴れ晴れとした気持ちになります。

あまりに上機嫌すぎる常子の行動は周りから見れば明らかに挙動不審です。
それほど常子の心は太陽のように明るかったのです。

それとは対称的なのが妹の鞠子(相楽樹)でした。
妙に元気がなく、ため息ばかりをつく鞠子。

ある時、机に向かっていた鞠子は「進学」という文字を書きかけて、
それを慌てて消すような行動を取ります。

鞠子もまた自分の進路について迷っていました。
実はこの鞠子の溜息が常子の卒業後の進路に大きく影響するわけなのですが、
それが明らかになるのは38話以降なんですよね。

とと姉ちゃん 37話のあらすじは以上です。