「べっぴんさん」の11週「やるべきこと」では衝撃の展開が待っています。それはなんとヒロインのすみれがキアリスを辞めてしまうということです。確かに以前良子と君枝がキアリスの前身であるベビーショップあさやを辞めたことがありました。

しかし、すみれといえば今までベビーショップあさや、そしてキアリスの仕事に誰よりも一生懸命に取り組んでいましたよね。そんなすみれがキアリスを辞めてしまうとは一体どういうことなのでしょうか?予告映像では紀夫がすみれをビンタするシーンがありましたが、関係するのでしょうか?

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すみれがキアリスを辞めるのは夫が関係する!?ビンタも!?


すみれ(芳根京子)がキアリスを辞める理由を考えるためにまずは「べっぴんさん」の過去を振り返りましょう。具体的には良子(百田夏菜子)と君枝(土村芳)がベビーショップあさやを辞めたときの話から理由を想像したいと思います。確か2人が辞める理由は同じでしたね。

そうです。どちらも「夫からストップがかかったから」でした。まあ、実際には良子の場合は本当の理由は「客とのトラブル」であり、君枝の場合も「夫に止められるだろうから」というのが正しいのでちょっとだけニュアンスが違っているのですが・・・。

確かに復員直後の紀夫(永山絢斗)はすみれが働くことには「大反対」していました。しかし、8週「止まったままの時計」のラストではすみれの気持ちを理解し、すみれがキアリスが働くことを認めました。

さらには翌週9週の「チャンス到来!」でのキアリスが大急百貨店へ出店すること関しては、むしろ紀夫を含めた男性陣のほうがすみれたち女性陣に比べてかなり乗り気でしたよね。

となれば、紀夫に反対されて辞める、ということは考えられないように感じます。ただし、11週「やるべきこと」の予告映像ではいくつか気になるシーンがありました。それは紀夫が「すみれはどこにおるんや!」と怒鳴っているシーンとすみれをビンタするシーンです。

やはり、これキアリスに大きく関係していますよね。すみれが仕事にのめり込み過ぎて家庭を顧みなくなったことにさすがの紀夫も激怒した、ということも考えられますよね。

※紀夫のビンタの詳細についてはこちらをご覧ください。
[blogcard url=”https://xn--nhk-1m4b9f3344a.com/reason-norio-slap-sumire/”]

その他にもすみれが倒れるシーンもありましたよね。そういえば、以前6週「笑顔をもう一度」で君枝があさやで倒れたことがありました。この時、夫・昭一(平岡祐太)はこれ以上無理をさせるわけにはいかないと、君枝にドクターストップ(?)をかけました。ということは紀夫も同様にすみれを辞めさせる可能性があるわけです。

しかし、先にネタバレをしてしまうと実はすみれがキアリスを辞めるのは誰に止められたというわけではなく、「自分の意思」なんですよね。どういうことかこれから解説していきたいと思います。

すみれがキアリスを辞めるまで(前)すみれの2つの悩み


10週「商いの聖地へ!」のラストで大急百貨店の社長・大島保(伊武雅刀)がキアリスに対して特別待遇をした理由を話しましたね。
※まあ、すみれたちにとっては様々な思いが叶えられたにせよ、かなり多忙な10日間を送るハメになってしまったわけですが・・・。

やはり、謎の女性・いつ子(前田美波里)が関係していました。何となく予想していた人もいるかもしれませんが、やはり社長夫人でしたね。紀夫と潔(高良健吾)が大島を接待したのはこの直後だったことからキアリスの大急百貨店出店の話が出てきたわけですが、このタイミングって単なる偶然なんでしょうか?

まあ、11週「やるべきこと」ではそんな大島の思惑通り(?)キアリスの支店が大急百貨店にオープンするという話になります。もちろん、今回は10日間の期間限定というわけではありません。ですので、今まで以上に事前の準備が必要となるわけです。

当然、すみれも多忙になることは言うまでもないのですが、実はこの時のすみれには2点悩みがありました。

紀夫の仕事のストレスが尋常ではなかったこと

紀夫が仕事の途中で倒れてしまったのは10週「商いの聖地へ」のラストでした。大島たちがキアリスを訪れている一方で大急百貨店では坂東営業部主催で洋裁教室の1回目の説明会をしていました。紀夫はその司会を担当するはずだったのですが、冒頭で緊張のあまり卒倒してしまったんですよね。

紀夫はその日は会社を早退し、翌日も休むことにします。説明会については潔とゆりがその場を何とかまとめたため、無事に終わることができましたが、このことが紀夫の坂東営業部での立場をより悪くしてしまいます。実際、すみれが坂東営業部を訪ねた際、社員の一人の秋山(小堀正博)は暗に紀夫に対する不満を口にしてしまいます。

紀夫はその翌々日に近江の本家にいる五十八(生瀬勝久)からすみれ、ゆり、潔の3人を含めて呼び出されます。喜代(宮田圭子)から紀夫のことを聞いた五十八は急遽4人を呼ぶことにしたのです。
※ただし、呼び出した理由について五十八は4人には話していません。

紀夫は五十八からのアドバイスで再び仕事を頑張ろうと決意します。後日、すみれは偶然大急百貨店で2回目の洋裁教室を目にします。そこには紀夫が過度に緊張しながらもそれでも何とか司会を頑張ろうとしている姿がありました。すみれは紀夫がかなり無理をしていることに心を痛めます

喜代の突然の入院

喜代は9週放送の「チャンス到来!」あたりから元気がない姿を度々目にすることがありましたね。本人は「年のせいだろう」と言っていましたが、11週「やるべきこと」の中でそんな喜代に異変が発生します。実は喜代は元々持病の腰痛を持っていました。

それが紀夫の2回目の洋裁教室の司会の日に悪化してしまったのです。喜代は突然台所で倒れ、病院に連れて行かれます。そして入院することになってしまったのです

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すみれがキアリスを辞めるまで(中)すみれ倒れる 紀夫との仲は最悪!?


喜代が入院したことで、すみれは家事の面でも今まで以上に忙しくなりました。今まで喜代がやっていた保育所の送り迎えと弁当作りを代わりに行う必要があったのです。このため、すみれの一日のスケジュールは以下のように休み無しの状態でした。

朝 子供の送り

昼~夕方 仕事

夕方 子供の迎え

夕方~夜 仕事

夜 夕飯の支度、その他の家事

夜~深夜 支店のレイアウト決め

もちろん、紀夫はそんなすみれのことを心配し、「あまり無理をするな」と声をかけます。しかし、すみれは誰の助けも借りず、仕事と家事に全力を尽くしたわけです。

こうしてすみれの努力もあり、キアリスの大急支店は無事にオープンを迎えます。しかし、すみれはオープンして数日たった後に仕事場で倒れてしまいました。原因は言うまでもなく過労です。結局すみれは3日間自宅で安静を強いられることになります。

この時のすみれはオープン前日のビンタの件もあって、紀夫との仲が険悪な状態でした。すみれと紀夫の間にはほとんど会話がなく、明らかに重苦しい空気が流れていました。娘のさくら(粟野咲莉)でさえ、二人の間に何かあることが分かるほどでした。

そんなすみれたちに対して、さくらはこんなことを聞きます。

お母さん、お父さんのどこが好き?
お父さん、お母さんのどこが好き?

すみれたちはさくらの問いに答えることができませんでした。

すみれがキアリスを辞めるまで(後)決断を後押ししたものは?


すみれはある日、さくらのことをしっかり見れていなかったことを思い知ることになります。すみれは初めて保育所でさくらが友達と遊んでいる姿を見ます。すると園長先生が最近さくらが外で遊ばなくなったとすみれに話しかけます。

実はさくらの靴は窮屈になっていて、走るのにはかなりきつい状態でした。しかし、多忙なすみれを気遣ってさくらは我慢していたのです。その日の夕方にすみれは新しい靴を買ってあげるとさくらは大喜びします。そんなさくらの姿を見てすみれは子供に気を遣わせてしまったことを痛感します。

その翌日、ゆりがすみれの元を訪ねます。実はすみれと同様にゆりもまた潔とのことで悩んでいました。もちろん、ゆりと潔の関係はすみれと紀夫ほど険悪なものではないのですが、それ以前にそもそもゆりと潔はかなりドライな関係でしたよね。

ゆりはそんな関係について「単なる仕事仲間」と変わらないのではないかと思い始めたのです。そして、ゆりはその悩みを近江の節子(山村紅葉)に相談していました。

そんなゆりに対して節子は納得のいく回答をくれたのですみれに話すことにしたのです。節子の答えは「夫婦とは運命共同体である」と言う内容でした。家族を作るというのは運命を共同すること、つまり「自分のため」ではなく「自分たちのため」に考え、行動するというわけです。

そんな節子の答えはすみれに対してもある決断をするきっかけとなります。それは「紀夫が幸せになるため、そしてさくらが幸せになるため」に何をすべきかということでした。そう考えると今のキアリスでは少なくとも紀夫もさくらも幸せになっていないと言うことに気が付きます。

このため、すみれは「キアリスを辞める」ことを決意します。すみれは3日の休みから復帰した日の夕方、良子(百田夏菜子)、君枝(土村芳)、明美(谷村美月)に仕事を辞めることを伝えます。その日は勝二(田中要次)と昭一(平岡祐太)、そして紀夫もいたのですが明らかに全員動揺します。

すみれは自分が辞める理由について以下のように話します。

私はここまで心を込めて作った物を、たくさんのお母さんや赤ちゃんや子供たちに届けたいという一心でやってきた。
でも、それはもう私がいなくても十分だと思ってる。

これからは戦争で奪われてしまったまま自分がどこかに置いてきてしまった家族を作るための時間を持ちたいと思っているの。

子供のときから、集中すると周りが見えなくなってしまうところがあって、結局紀夫さんとさくらに我慢をさせてる、そのことに気づいたの。
家族が幸せやないと意味がないのよ。

自分勝手なことやけど、許してほしい、ごめんなさい・・・

こうしてすみれはキアリスを辞めてしまいました。

これはすみれがキアリスを辞めるまでの全貌です。まさかのすみれの告白に一同は驚きを隠せませんでしたが、切実な内容に誰もすみれを止めることができなかったのは明らかでしょう。

良子や君枝が辞めたときは仕事を軽視していた2人を明美はあからさまに非難していましたが、すみれが今までキアリスのために全力を尽くしていたことを考えれば仕事を投げ出したとはとても言えないですよね。

「べっぴんさん」の前半の終盤に差し掛かり、いきなり衝撃の展開を迎えることになるのですが、ちゃんとした形で後半を迎えることができますのでご安心ください。

※具体的にはこんな展開が待ってます。
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以上、すみれがキアリスを辞める真相についてでした。